睦月「ぬるぬるしたのがいっぱい出てる……本当にしょうがないんだから……」
 
外からは歓声が聞こえてくる。
ということは、防音設備など整っているわけではなく、こっちからの声が外にも聞こえて
しまうということだ。そんな無防備な場所で、こんな背徳的な行為を……。
 
裕樹「む、睦月……幹よりも、その、頭の方を……」
 
睦月「こら、リクエストできる立場じゃないでしょ?」
 
裕樹「うぅ……」
 
睦月「でも、あんまり時間もないから、早くイカせちゃおうかしら。
    わたしの足でイッちゃう変態さんだってことを思い知りなさい」

 
言いつつ、くりくりと足の親指で、亀頭の裏側にある眉間のような部分を刺激してくる。
 
裕樹「う、うぁ……はっ、睦月っ、そこ……」
 
ぞわぞわぞわと、下腹部にある射精ゲージが急上昇。
 
睦月「ぇ、え? ちょっと、本当にイキそうなの?」
 
躊躇いながらも、睦月は刺激を与え続けてくる。
 
睦月「ど、どうなの? 出るの? 出ないの?」
 
答えを急かすように、睦月は足の動きを加速させる。
問いに答える余裕もない程、睦月の刺激に溺れる。
 
もう臨界は越えた。止められない。