琴音「も、もうダメっ……! キミばっかり、ずるい……」
 
琴音が俺の顔を睨みつけて、手を押さえてくる。
荒れた呼吸を整えながら、俺の手を取ると、くるりと位置を入れ替えられた。
 
裕樹「うわっ……!」
 
琴音「くす……今度は、あたしの番だよ……」
 
ほとんど抵抗する間もなく、ズボンをおろされ、俺のモノが取り出される。
 
琴音「我慢してた分、たっぷり気持ちよくさせて上げるね」
 
艶めかしい仕草で唇を舐め、両手を使って俺のモノをしごき立て始める。
 
琴音「ふふっ、どんどん溢れてくるよ、キミの……」
 
まるで媚薬でも飲み干してしまったかのような陶酔した表情で、
俺のモノをひたすら上下にしごき上げる。
琴音が言うように、勝手にトロトロと溢れる俺の先走り。
彼女の手に俺の吐き出した粘液が付着して、にちゃにちゃと卑猥な音を立てる。
 
琴音「どうかしら? 気持ちいいと、嬉しいけど……」
 
温かな舌が、ざらりと俺のモノをこすり上げ、唇は俺の亀頭に何度も何度もキスをする。
口が動いているその下で、指がぬちゃぬちゃと唾液と先走りをかき混ぜて、
俺の幹をしごき立てる。
 
裕樹「ぅくっ……すごく、いい……」
 
返せる言葉は、ひとつしかなかった。
気の利いた言葉なんて、何も思いつかない。
そのくらい、刺激的で扇情的な光景だった。
 
琴音「ん、よかった……じゃあ、もっとしてあげるね……ちゅっ……」